キーワードはエコツーリズム。「環境教育」と「自然保護」と「地域振興」のバランスがとれた活動であるエコツーリズムを実現する事を目標に作られたNPO法人です。
参加して頂ける方々、協力してくれるスタッフ、その地域や自然環境。関わりを持つ全てのものが心地良く感じるフィールド活動、そんな「三方良し」を実現します!!
設立の経緯
北海道の屋根と言われる大雪山十勝連峰南側の広域は、その雄大な自然景観と農業林業で形成される人文景観の素晴らしさにより、国内外から観光客が訪れる道内屈指の観光エリアであり、エコツーリズムが成功する地域としての資質に恵まれています。
今から20年以上前にこの可能性に気づいた富良野青年会議所を中心としたメンバーが地元の活性化を目的としたツーリズムの実践を目指して。その手法の一つして、アウトドア会社を設立しました。その後、数多くの団体がアウトドアアクティビティーを中心とした体験型観光のメニューを企画立案し、それらに参加する観光客も年々増えてきました。この間、数多くのアウトドア会社が広域の範囲で設立され、また自然を楽しむ為の市民団体も組織されました。それらの広域にわたるアウトドア関係者、市民愛好家、まちづくり関係者、観光関係者、農業・林業者と行った職種の方々に協力していただき、滞在型観光の促進活動、人材育成事業、自然環境の保全活動、地域の振興活動をすることにより、「環境教育」と「自然保護」と「地域振興」のバランスがとれた活動であるエコツーリズムを実践するためにNPO法人グリーンステージが設立されました。
NPO法人グリーンステージ設立の歴史。
1986年
富良野市青年会議所のメンバーを中心としたアウトドア会社「アルパイ計画」が富良野市内に設立される。
1998年
体験観光など地域情報の発信やPRを目的として、「アルパインビジターセンター」を富良野市内に設立する。
1999年
広域エリアのアウトドア活動の営業と情報発信の強化を目的としたアウトドア会社のネットワークを「富良野ネイチャークラブ」と言うブランド名で設立。窓口は「アルパインビジターセンター」とし以下の参加団体により構成される。(アルパイン計画、富良野自然体験村コロポックル、富良野感動体験クラブ、フラノトレッキングサポート遊馬、フライングドルフィンアドベンチャーズ、ウレシパ・フラノ…等)
2003年
アウトドア 会社の活動が定着してきた頃、アウトドア 関係者の有志から、広域による「エコツーリズム」の発展に寄与し、自然や生活文化、農業、林業という基幹産業、自然保護の大切さなどを共通認識とする組織づくりが急務という提言がなされた。そこで、「富良野ネイチャークラブ」が主体となり、広域にわたり、アウトドア 関係者、市民活動家、まちづくり関係者、農家、林業家といった職種の人々で、特定非営利活動法人の設立をすることに決定。
11月10日「特定非活動法人(NPO法人)グリーンステージ 」が北海道から認証される。
主な実施事業実績。
○エコツーリズム促進事業委託業務。
○自然とふれあう体験学習事業委託業務。
○グリーンステージ 、ツリークライミング普及事業。
○「ストローベイル ハウス体験」開発事業プロジェクト。
○ふらの・びえい人になるキャンペーン事務局。
○シーニックバイウェイ北海道 旭川〜占冠ルート体験分科会。
○富良野市製作「地産地消」ホームページ「いただきます富良野」企画製作。
○エコツーリズム人材育成事業、厚生労働省雇用増大促進事業「プラス事業」。
○観光農業連携推進人材育成事業。
○地産地消活用調査事業。
2011年
8年間の活動実績を踏まえ、活動目的である「エコツーリズム」の推進を図る為、理事長小倉博昭の活動フィールドである大雪山国立公園の麓にある白金ネイチャークラブ内に事務所を移転。
2020年
白金ネイチャークラブ・アルパインビジターセンターの閉鎖、新事務所を南富良野町下金山に移転。”結びの森”をベースとしたエコツアー、グリーンツーリズム関連ツアーの企画・運営を開始。